iPhoneが高すぎて買えない人へ中古・整備済み品の選び方
こんにちは、タダシです。
「iPhoneが高すぎて買えない」「また値上げして、もう新品は無理かも」と感じていませんか。以前ならエントリー寄りのモデルを選べば手が届きやすかったのに、今は本体価格が10万円を超えるだけでも珍しくありません。毎日使うものとはいえ、スマホ1台に十数万円を出すのは簡単ではないですよね。
私は以前、日本を代表する大手電機メーカーのグループ会社で、モノ選びの現場にいました。それでも昔は、スマホは新しいほどいいと思い込み、高い通信費や端末代を深く考えずに払っていた時期があります。今は携帯電話歴30年、iPhone歴16年になり、日本だけでなく香港や台湾の中古スマホ市場も日常的に見ています。
その経験から言うと、最新新品を無理に買う必要はありません。1〜数世代前の中古iPhoneや、保証付きの整備済み品まで候補にすると、支出を抑えながら十分実用的な1台を見つけやすくなります。ただし、安さだけで選ぶのはおすすめしません。残っているOSサポート、バッテリー状態、保証、修理歴まで見て初めて「安く買えた」と言えるからです。
- iPhoneが高くなったと感じる理由
- 中古と整備済み品の違い
- 1〜数世代前を選ぶときの基準
- バッテリーや保証で失敗しない確認方法
iPhoneが高すぎる理由と買い方
iPhoneが高いと感じるのは、気のせいではありません。日本のApple Storeでは価格改定が行われ、以前より購入時の負担を感じやすい状況です。ただ、高くなったからといって、最新モデルを分割払いで無理に買う必要はないんですよ。まずは価格の変化を確認し、そのうえで新品以外の選択肢を考えてみましょう。
iPhoneは本当に高くなった?
2026年9月時点では、Apple Storeで販売が続く旧モデルにも価格改定が入りました。たとえばiPhone 17eの256GBは124,800円、iPhone 17の256GBは159,800円、iPhone 16の128GBは139,800円です。iPhone 17eは2026年3月の発売時に256GBが99,800円でしたから、同じ容量でも半年ほどで負担感がかなり変わっています。
| モデル | 容量 | 2026年9月時点のApple価格 | 見方 |
|---|---|---|---|
| iPhone 17e | 256GB | 124,800円 | 現行ラインアップで比較的低価格でも10万円超 |
| iPhone 16 | 128GB | 139,800円 | 1世代前でも価格負担は小さくない |
| iPhone 17 | 256GB | 159,800円 | 標準モデルでも15万円台 |
ここで大事なのは、「iPhoneは日本だけ不当に高い」と単純に決めつけないことです。価格にはモデル構成、ストレージ容量、為替、部材コストなど複数の要素が関わります。一方、Appleが日本で行った個々の価格改定について、毎回すべての理由を細かく説明しているわけではありません。ですから、円安だけが原因だと断定するより、日本円で払う実額が上がり、家計への負担が増えているという事実を基準に考える方が現実的です。

価格は時期によって変更されます。購入前にはAppleや販売店の公式ページで、現在の本体価格と容量を必ず確認してください。
値上げで買えないときの考え方
「15万円もするならiPhoneをやめた方がいいのかな」と思う人もいるでしょう。私は、そこでOSまで変えるかどうかは急いで決めなくていいと思っています。iPhoneを長く使っていて、写真やメモ、AirPods、Apple Watch、iCloudなどに慣れているなら、機種変更で環境を丸ごと変える手間もあります。
そこで先に考えたいのが、新品である必要が本当にあるかです。通話、LINE、SNS、Web閲覧、動画視聴、キャッシュレス決済が中心なら、1〜数世代前のiPhoneでも困らない人は多いでしょう。最新チップや最新カメラを使わないのに、発売直後のモデルへ高いお金を払う必要はありません。
また、「月々○千円なら払える」という見方にも注意してください。分割払いは毎月の負担を小さく見せますが、本体価格そのものが下がるわけではありません。端末返却プログラムも、所定時期の返却や端末状態など条件が付く仕組みです。買い切って長く使いたい人なら、中古や整備済み品の総額と比べた方が分かりやすいですよ。
◆タダシのワンポイントアドバイス
私はスマホの価格を見るとき、「月額」より先に「結局いくら払うのか」を見ます。返却が前提なのか、自分の物として残るのかでも意味が違うからです。予算が厳しいときほど、総支払額で比べてください。
中古と整備済み品の違い
中古iPhoneは、一度使用・流通した端末を再販売する商品を広く指します。整備済み品も新品ではありませんが、販売前に検査、初期化、清掃を行い、必要に応じて修理や部品交換をした商品として扱われます。ただし、「整備済み」という言葉だけで品質が同じになるわけではありません。
たとえばApple認定整備済iPhoneは、Appleが完全な動作テストを行い、必要に応じてApple純正交換パーツを使います。整備済みiOSデバイスは新品バッテリーと新品外装になり、1年間の保証も付きます。一方、Amazon整備済み品やキャリア認定中古、中古専門店の整備品は、それぞれ検査基準や保証内容が異なります。
Amazonの整備済み品では、AmazonそのものがiPhoneをメーカーのように再整備しているわけではありません。認定された販売者が商品を販売するため、同じモデルでも販売者が違えば外観や付属品、発送方法が変わることがあります。詳しくはiPhone整備済製品と中古の違いや、AmazonのiPhone整備品を選ぶポイントでも解説しています。
| 種類 | 状態の考え方 | バッテリー | 保証 |
|---|---|---|---|
| 一般的な中古 | 販売店のランク基準による | 個体ごとの差が大きい | 販売店ごとに異なる |
| Apple認定整備済 | Appleが再整備 | 新品バッテリー | 1年間 |
| Amazon整備済み品 | 販売者が基準に沿って検査 | ランク条件を確認 | 商品・制度の条件を確認 |
| キャリア認定中古 | 各キャリア独自の基準 | 80%以上などの基準例あり | 各社で異なる |
つまり、名前より中身を見ること。私なら「誰が販売しているか」「バッテリー基準は何%か」「保証期間は何日か」「返品条件はどうなっているか」を先に確認します。
1〜数世代前を選ぶメリット
中古や整備済み品を選ぶ最大の利点は、最新機種の価格から距離を置けることです。2026年9月12日前後に確認された中古市場の一例では、iPhone 15が80,800円台から、iPhone 14が54,700円台から、iPhone 13が44,600円台から、iPhone SE第3世代が24,700円台から掲載されていました。これは市場平均ではなく販売チャネルの掲載例ですが、世代を下げるほど選択肢が広がるイメージはつかみやすいでしょう。
もちろん、古ければ古いほど得とは限りません。発売から時間が経つほど、バッテリー劣化やOSサポート終了が近づく可能性があります。価格差が数千円しかないなら、私は少し新しい世代を選びます。逆に2〜4万円ほど差があり、使う機能が変わらないなら旧世代の魅力が出てきます。
特にホームボタンが好きな人なら、iPhone SE第2世代・第3世代は今も候補になります。2026年9月時点で両モデルはiOS 27の対応対象ですが、第2世代は5G非対応、第3世代は5G対応です。SEを検討している人はiPhone SE第2世代を2026年も使える理由も参考にしてください。

新品以外で買える主な購入先
iPhoneが高くて新品を見送るなら、購入先は中古専門店、Apple認定整備済ストア、Amazon整備済み品、キャリア認定中古などに広がります。フリマやオークションでも安い端末は見つかりますが、初めて中古iPhoneを買う人なら、保証のある販売店から始めた方が分かりやすいでしょう。
中古専門店の良さは、機種と在庫が多く、価格を比較しやすいことです。店ごとにA・B・Cなどのランクがありますが、ランク基準は共通ではありません。Aランクだから他店のAランクと同じ状態とは限らないので、傷の説明や実物写真まで見てください。
Apple認定整備済は、中古専門店より価格が高いことがあります。その代わり、新品バッテリー、新品外装、Appleの1年保証という条件が明確です。安さだけでなく、保証を含めて安心感を重視したい人には候補になります。
Amazon整備済み品は商品数を探しやすい反面、販売者確認が欠かせません。「Amazonで売っている=Amazonが整備した」と思わず、販売元、外観ランク、保証、返品条件を商品ページで確認しましょう。
中古iPhoneを価格から探したい人は、在庫の多い中古専門店を複数見比べると候補を見つけやすくなります。
iPhone SEのように新品販売が終わったモデルを探している場合は、iPhone SEの新品・未使用品・中古良品の探し方も確認してみてください。
中古・整備済みiPhoneの選び方
ここからが購入前の本番です。安いiPhoneを見つけても、OSの残り期間が短い、バッテリーが弱っている、保証がほとんどないという状態では、買ってすぐ追加費用が出るかもしれません。私は「本体価格+今後必要になりそうな費用」で考えます。中古iPhoneは、値札だけでなく残りの使いやすさまで見るのがコツです。
OS寿命から世代を選ぶ
中古iPhoneでは、何年前のモデルかだけでなく、現在のiOSに対応しているかを確認してください。Appleは各iPhoneについて「発売から必ず○年間、最新OSに対応する」と固定年数を公表していません。そのため、「この機種は2029年まで絶対使える」といった断定は避けた方が安全です。
考え方としては、普段使いのメイン端末なら、できるだけ新しい世代を選ぶ方が無難です。価格を下げるために何世代も戻ると、購入価格は安くてもOS対応終了が早く来る可能性があります。特に初代iPhone SEのように最新メジャーOSの対象外で、Appleのハードウェアサービスでもオブソリート扱いになった機種は、安さだけで日常用に選ぶと用途が限られます。
一方、1〜数世代前なら性能が大きく不足しないケースもあります。写真やゲームに最新性能を求めない人なら、iPhone 13、14、15あたりの中古を、価格と保証のバランスで比べる方法があります。iPhone SEなら第2世代より第3世代の方が新しく、A15と5G対応という差があるため、長く使う前提なら価格差を見て判断したいところです。
OSの将来対応年数は確定できません。購入時点でAppleの最新iOS対応機種を確認し、将来年数を断定する販売説明には注意してください。
バッテリー状態を確認する
中古iPhoneで私がかなり重視するのがバッテリーです。外装がきれいでも、最大容量が低ければ充電回数が増え、早めに交換費用が必要になることがあります。iPhoneの「バッテリー最大容量」は新品時と比べた現在の蓄電容量の目安で、数値が下がるほど1回の充電で使える時間が短くなる可能性があります。
ただし、「最大容量80%なら新品の80%の時間を必ず使える」という意味ではありません。実際の電池持ちは画面の明るさ、5GやWi-Fiの利用状況、アプリ、ゲーム、動画、温度などで変わります。80%は判断材料の一つであって、利用時間の保証ではないんですよ。
Apple認定整備済iPhoneなら新品バッテリーですが、一般の中古や認定中古では80%以上などを販売基準にしている例があります。80%台前半の端末と95%の端末では同じ中古でも印象が変わるため、実数が表示されている商品なら確認してください。
◆タダシのワンポイントアドバイス
私は外装ランクが1段上でも、バッテリー状態が分からない端末より、最大容量を確認できる端末を選びやすいです。ケースを付ければ小傷は隠せますが、バッテリーの弱さは毎日の使い勝手に出るからです。

保証と返品条件で選ぶ
中古iPhoneは、安い商品ほど保証内容まで確認したいところです。保証期間が30日、90日、1年では安心感が違いますし、期間だけでなく「何が保証されるか」も異なります。自然故障は対象でも、傷や水濡れ、落下、購入者都合の返品は対象外というケースが一般的です。
また、「1年保証」と「1年間いつでも返品できる」は別物です。通信販売には、訪問販売のような一般的なクーリング・オフ制度はありません。ネットで買う場合は、購入前に返品特約を確認し、できれば注文画面や商品説明を保存しておくと行き違いを減らせます。
到着後は保証期間が長いからと放置せず、初日に通話、Wi-Fi、モバイル通信、カメラ、マイク、スピーカー、充電、Face IDまたはTouch IDを確認しましょう。不具合があれば、保証期間内でも早めに販売店へ連絡した方が話が進めやすいです。
整備済みiPhoneを探す人は、価格だけでなく販売者と保証条件まで商品ページで確認してください。
赤ロムや修理歴も確認する
中古iPhoneでは、バッテリー以外にも見落としたくない項目があります。代表的なのがIMEI、ネットワーク利用制限、アクティベーションロック、SIMロック状態、修理歴です。これらは見た目がきれいかどうかでは分かりません。
ネットワーク利用制限がかかった端末は、携帯回線で通信できなくなる可能性があります。中古市場ではいわゆる「赤ロム」と呼ばれます。SIMフリーだから赤ロムにならない、という意味ではありません。SIMロックとネットワーク利用制限は別の話なので、赤ロム保証がある販売店なら内容も確認しましょう。
アクティベーションロックも重要です。前の所有者のApple Accountに端末が紐づいたままだと、初期設定で利用できない場合があります。信頼できる中古店では解除を前提に販売していますが、個人間取引では特に注意が必要です。
さらに対応機種では、「設定」内の部品と修理の履歴から、バッテリー、ディスプレイ、カメラなどの交換情報を確認できます。モデルによって表示対象は異なりますが、「純正」「使用済み」「不明」などが分かる場合があります。最大容量の数字だけでなく、そのバッテリーが正しく認識されているかも見たいところです。
| 確認項目 | 購入前 | 到着後 |
|---|---|---|
| バッテリー | 最大容量や販売基準を見る | 設定画面で最大容量を確認 |
| ネットワーク利用制限 | IMEIと赤ロム保証を確認 | SIM・eSIMで通信確認 |
| アクティベーションロック | 解除済みの販売店を選ぶ | 前所有者のアカウントを要求されないか確認 |
| 認証 | 保証対象か確認 | Face ID・Touch IDを登録 |
| 修理歴 | 販売説明を見る | 部品と修理の履歴を確認 |
予算別に考える選び方
「結局いくらのiPhoneを買えばいい?」という疑問もありますよね。予算だけで一つの機種を決めるより、必要な機能から逆算すると選びやすくなります。たとえばホームボタンが必要ならSE第3世代、カメラや画面サイズも重視するならiPhone 13以降、できるだけ新しい機能を長く使いたいならさらに新しい世代まで候補を広げます。
3万円前後を狙う場合は、iPhone SE第3世代や旧世代の在庫が候補に入りやすい一方、容量やバッテリーの個体差をよく見てください。5万円前後ならiPhone 13や14の中古が見つかることがあり、普段使いと価格の折り合いを付けやすくなります。8万円以上を出せるならiPhone 15など比較的新しい世代も視野に入り、Apple認定整備済との比較も意味が出てきます。
ただし、これらは2026年9月に確認できた中古価格帯をもとにした一般的な目安です。在庫、容量、色、外観ランク、バッテリー状態で価格は変わります。最安値だけを追いかけるより、同じ容量・同じ状態・同じ保証条件で比べてください。
私は、購入価格が2万円安くても、すぐバッテリー交換が必要なら差額は縮むと考えます。逆に、少し高くても最大容量が高く、保証が長く、赤ロム保証まで付いているなら、その差には意味があります。スマホは毎日使う物なので、最安より「買った後に困りにくいか」で選ぶ方が納得しやすいですよ。
iPhone購入のよくある質問(FAQ)
Q1. iPhoneが高すぎて買えないときはどうすればいいですか?
A. 最新新品にこだわらず、1〜数世代前の中古や整備済み品まで候補を広げる方法があります。価格だけでなく、現在のiOS対応、バッテリー状態、保証期間、ネットワーク利用制限を確認してください。分割払いを使う場合も月額だけでなく総支払額を見ると比較しやすいです。
Q2. 中古iPhoneと整備済み品はどちらが安心ですか?
A. 「整備済み」という名称だけでは決められません。Apple認定整備済は新品バッテリー・新品外装・1年保証ですが、Amazon整備済み品やキャリア認定中古、中古専門店では基準が異なります。販売者、検査内容、バッテリー、保証を個別に確認することが大切です。
Q3. バッテリー最大容量80%の中古iPhoneは買っても大丈夫ですか?
A. 販売基準として80%以上を採用する中古・認定中古はありますが、80%は新品より蓄電容量が減っている状態です。今後どのくらい使えるかは利用状況で変わります。長く使うなら、できるだけ最大容量の高い個体や新品バッテリーの整備済み品も比較してください。
Q4. 何世代前のiPhoneまで買っていいですか?
A. 世代数だけで決めるより、購入時点のiOS対応、バッテリー、必要な通信機能、修理しやすさで判断してください。Appleは将来のメジャーOS対応年数を機種ごとに確約していないため、「あと○年必ず使える」とは言い切れません。メイン端末なら、価格差が小さい範囲でより新しい世代を選ぶ方が考えやすいです。
Q5. フリマのiPhoneが一番安いなら買ってもいいですか?
A. 安い出品が見つかることはありますが、初めて中古iPhoneを買う人には確認項目が多めです。IMEI、ネットワーク利用制限、アクティベーションロック、バッテリー、修理歴、返品条件まで自分で判断する必要があります。価格差が小さいなら、保証のある中古店も比較してください。
まとめ
iPhoneが高すぎて買えないと感じるなら、最新新品を無理に買う必要はありません。私ならまず1〜数世代前の中古・整備済み品を見て、価格差と残りの使いやすさを比べます。
- 最新新品だけでなく1〜数世代前まで候補を広げる
- 中古と整備済み品は販売者と保証内容まで見る
- OS対応とバッテリー状態を価格より先に確認する
- IMEI、赤ロム保証、アクティベーションロックを確認する
- 保証期間と返品条件は購入前に読む
安いiPhoneを買うことより、必要な期間を安心して使えるiPhoneを適正な金額で買うことの方が大切です。新品価格だけを見て「もうiPhoneは買えない」と諦めず、中古・整備済みという選択肢も含めて比べてみてください。
価格、在庫、保証、返品条件は変わるため、正確な情報はAppleや各販売店の公式サイトをご確認ください。端末状態や契約条件で判断に迷う場合は、販売店、通信事業者、Appleサポートなどの専門窓口に相談したうえで最終判断してください。

