こんにちは、タダシです。
iPhone SE(第2世代)、いわゆるSE2は2020年発売のモデルです。発売から年数が経っているため、「A13 Bionicで2026年も普通に使えるのか」「RAMが3GBだとアプリが重くないのか」「ゲーム目的で中古を買って後悔しないか」と気になる人も多いですよね。
私はスマホを選ぶとき、ベンチマークの点数だけでは判断しません。数字が高くても、バッテリーが劣化していたり、長時間のゲームで発熱したりすれば、実際の使い心地は変わるからです。反対に、発売から時間がたった機種でも、自分の用途に合っていれば十分使えることがあります。
結論から言うと、SE2は通話・LINE・Web閲覧・動画視聴・SNS・軽めのゲームが中心なら、2026年でも実用的です。一方、高画質の3Dゲームを長時間遊ぶ人、複数アプリを頻繁に切り替える人、今後のOS対応期間まで余裕を持ちたい人は、A15 Bionicと4GB RAMを搭載するSE3や、より新しいiPhoneまで含めて比較した方が満足しやすいでしょう。
- iPhone SE2のA13 Bionicと3GB RAMの性能
- AnTuTuとGeekbenchのベンチマーク目安
- ポケモンGOやモンストを遊ぶときの実用性
- 2026年に中古SE2を選ぶときの判断基準
iPhone SE2の性能とスペック
まずは、iPhone SE2の処理性能を決めるA13 Bionic、RAM、ストレージ、ディスプレイなどを見ていきます。SE2は外観こそiPhone 8に近いですが、中身の中心となるチップはiPhone 11世代と同じA13 Bionicです。ここを理解すると、「古い見た目だから性能も低い」という印象とは少し違うことが分かります。
A13 Bionicの性能
iPhone SE2にはA13 Bionicが搭載されています。A13 Bionicは6コアCPU、4コアGPU、8コアNeural Engineを備えたチップで、SE2が発売された2020年当時としてはかなり高い処理能力を持っていました。iPhone 11シリーズと同じ世代のチップなので、ホームボタン付きの小型モデルでありながら、基本的な処理性能は当時の上位iPhoneに近い土台を持っています。
2026年の感覚で見ると、最新世代のiPhoneと比べて余裕が大きいとは言えません。それでも、LINE、メール、Safari、Googleマップ、YouTube、動画配信サービス、ネットショッピングなどの日常用途で、A13 Bionic自体が原因となって極端に使いにくくなる場面は多くありません。
ただし、処理性能はチップ名だけで決まりません。バッテリーが劣化している端末では、発熱や電力供給の状態によって体感が変わることがあります。中古SE2を選ぶなら「A13だから大丈夫」と考えるのではなく、端末の状態まで一緒に見るのが大切です。
◆タダシのワンポイントアドバイス
SE2は「見た目はiPhone 8、頭脳はiPhone 11世代」と考えると分かりやすいです。普段使いなら今でも十分動きますが、2026年に新しく中古で買うなら、価格差が小さい場合はSE3も必ず見ています。
RAM3GBの実用性
iPhone SE2のRAM容量は、Appleが公式仕様として公表している数値ではありませんが、ハードウェア解析では3GBと確認されています。SE3は4GBなので、メモリ容量だけを見るとSE2の方が少なめです。
RAMはアプリを動かすための作業机のようなものです。机が広いほど複数の作業を残したまま切り替えやすくなります。SE2でも1つのアプリを使う、Webを数ページ見る、LINEと地図を切り替える程度なら大きな問題になりにくいでしょう。
一方、ブラウザで多数のタブを開きながら、SNS、地図、動画、ゲームを何度も往復すると、バックグラウンドのアプリが再読み込みされる場面は増えやすくなります。これはCPUが遅いというより、3GB RAMの余裕が小さくなっている影響として感じることがあります。
RAM容量は「アプリが起動するかどうか」だけではなく、「一度開いたアプリをどれだけ残しておけるか」にも関係します。1つのアプリを中心に使う人と、何本も頻繁に切り替える人では体感が変わります。
ベンチマークの目安
iPhone SE2のベンチマークを調べると、サイトや測定時期によって数値がかなり違います。これはベンチマークアプリのバージョン、iOS、端末温度、バッテリー状態、バックグラウンド処理などの条件が異なるためです。そのため、点数は「この数字が絶対」と見るのではなく、性能の位置を知る目安として使うのが適しています。
| ベンチマーク | SE2の目安 | 見方 |
|---|---|---|
| Geekbench 6 シングル | 約1,700前後 | 1つの処理を素早くこなす目安 |
| Geekbench 6 マルチ | 約3,000~3,700前後 | 複数コアを使う処理の目安 |
| AnTuTu V11 | 約81万点台の平均例 | CPU・GPU・メモリ・操作性をまとめた目安 |
Geekbench Browserに公開されたSE2の測定例では、シングルコアが1,700台、マルチコアが3,000台になる結果が複数見られます。ただし、同じSE2でも大きく低い結果が出る例もあるため、特定の1回だけで端末全体の性能を判断するのはおすすめしません。
AnTuTuも同様です。バージョンが変わると採点基準が変わるので、古い記事の50万点前後と、新しいV11の80万点台や100万点前後をそのまま比較することはできません。同じベンチマークの同じバージョン同士で比べることが大切です。
また、Geekbenchのシングルコアはアプリ起動やWeb表示など日常操作の反応を見る参考になり、マルチコアは動画処理など複数コアを使う作業の参考になります。ただ、スマホの使い心地はストレージ速度、メモリ、アプリ側の最適化、通信環境にも左右されます。「SE2が何点なら快適」という一本の線を引くより、同世代の端末と比べた位置を確認するために使う方が現実的です。
ベンチマークは一般的な目安です。中古端末はバッテリー劣化、温度、ストレージ空き容量などで結果が変わります。購入後の体感を保証する数値ではありません。
基本スペック一覧
SE2の主要スペックをまとめると、A13 Bionic以外にも、4.7インチのRetina HDディスプレイ、Touch ID、eSIM、Qiワイヤレス充電、IP67の耐水防塵など、現在でも使いやすい機能がそろっています。
| 項目 | iPhone SE 第2世代 |
|---|---|
| 発売日 | 2020年4月24日 |
| チップ | A13 Bionic |
| CPU | 6コア |
| GPU | 4コア |
| Neural Engine | 8コア |
| RAM | 3GB相当※Apple非公表 |
| ストレージ | 64GB・128GB・256GB |
| ディスプレイ | 4.7インチ 1,334×750 |
| 生体認証 | Touch ID |
| 通信 | 4G LTE、Wi-Fi 6 |
| SIM | nano-SIM+eSIM |
| 5G | 非対応 |
| ワイヤレス充電 | Qi対応 |
| 端子 | Lightning |
| 防水防塵 | IP67 |
| 重量 | 148g |
ディスプレイは4.7インチで、最近の6インチ台のiPhoneと比べると表示領域は小さめです。動画や電子書籍を大画面で楽しみたい人には物足りないかもしれませんが、片手で持ちやすく、ポケットに入れやすいサイズを好む人には今も魅力があります。ホームボタンのTouch IDを使えることも、Face IDより指紋認証を好む人には大きな選択理由でしょう。
2026年時点では5G非対応とLightning端子が古さを感じやすい部分です。一方、4Gで困っておらず、Touch IDを使いたい人にとっては、現在でも扱いやすい構成でしょう。eSIMの使い方まで確認したい場合は、iPhone SE2・SE3のeSIM対応を解説した記事も参考になります。

SE3との性能差
SE2とSE3は外観がほぼ同じですが、中身には差があります。SE3はA15 Bionic、4GB RAM相当、5Gを搭載しています。SE2はA13 Bionic、3GB RAM相当、4Gまでです。普段使いだけならSE2でも困らない人は多いものの、ゲームや今後のアプリ更新まで考えるとSE3の方が余裕があります。
| 比較項目 | SE2 | SE3 |
|---|---|---|
| チップ | A13 Bionic | A15 Bionic |
| RAM | 3GB相当 | 4GB相当 |
| 通信 | 4G | 5G |
| 画面 | 4.7インチ | 4.7インチ |
| Touch ID | 対応 | 対応 |
| Apple公表ビデオ再生 | 最大13時間 | 最大15時間 |
| 2026年のiOS 27 | 対応 | 対応 |
価格差が大きければSE2の安さは魅力です。逆に、状態の良いSE2とSE3の価格が数千円程度しか違わないなら、私はSE3を優先して検討します。A15と4GB RAMの余裕に加え、5Gにも対応しているためです。
SE2からSE3へ替えても、画面サイズやホームボタンの操作感は大きく変わりません。そのため「今のSE2の形が好きだけれど、ゲームや通信性能にはもう少し余裕が欲しい」という人にはSE3が分かりやすい乗り換え先です。逆に、5Gが不要で、使うアプリも決まっているなら、SE2を安く買ってバッテリー状態の良い個体を選ぶ考え方もあります。
世代全体の違いは、iPhone SE第2・第3世代の特徴を比較した記事でも詳しく紹介しています。

2026年でもSE2は使えるか
スペック表だけを見るとSE2はまだ使えそうに見えます。では、実際の用途ではどうでしょうか。ここからは、普段使い、ゲーム、ポケモンGO、モンスト、中古購入という順番で、2026年にSE2を選ぶときの現実的な判断材料を見ていきます。
普段使いの快適さ
通話、LINE、メール、Web閲覧、SNS、ネットショッピング、動画視聴といった使い方なら、SE2は2026年でも十分実用範囲です。A13 Bionicは今となっては最新ではありませんが、これらの用途では常にCPUを限界まで使うわけではありません。
むしろ体感差が出やすいのは、バッテリーとストレージです。バッテリー最大容量が低下している個体では、外出中に充電回数が増えたり、負荷が続いたときに使いにくさを感じたりします。また64GBモデルは、写真や動画、ゲームを多く保存すると空き容量が少なくなりやすいでしょう。
私自身、SE2を使い続けていて先に気になったのは処理性能よりバッテリーでした。最大容量が85%程度になったころは夕方以降の残量が心もとなくなり、バッテリー交換後は普段使いがかなり楽になりました。詳しい体験はiPhone SE2のバッテリー持ちと交換後の実体験で紹介しています。
普段使い中心なら、SE2の「古さ」はA13よりバッテリー状態で感じることがあります。中古を買うときは、処理性能と一緒に最大容量や交換歴を確認してください。
ゲーム性能と発熱
SE2はゲームも動かせますが、ゲーム目的で評価すると注意点が増えます。軽めの2Dゲーム、パズル、カードゲーム、位置情報ゲームなどは比較的遊びやすい一方、高負荷な3Dゲームを高画質設定で長時間プレイする用途には向きにくくなっています。
理由はA13 Bionicの世代だけではありません。SE2は4.7インチの小型ボディで、バッテリーも最近の大型iPhoneほど余裕がありません。負荷が続いて本体温度が上がると、快適さや電池の減り方に影響します。さらに3GB RAMなので、ゲームから別アプリへ移動して戻ったときに再読み込みが起きることもあります。
「起動できる」と「高画質で長時間快適に遊べる」は別です。ゲームの公式必須環境を満たしていても、アップデートで描画負荷が上がることがあります。ゲームを主目的に中古iPhoneを買うなら、SE2の価格が安いことだけで決めず、SE3やさらに新しいモデルも含めて考えたいところです。
特に注意したいのが、充電しながらの長時間プレイです。ゲームで本体が熱くなっている状態に充電の発熱が重なると、快適さだけでなくバッテリーにも負担がかかりやすくなります。ケースを付けたまま高負荷ゲームを続ける場合も熱がこもることがあります。端末が熱いと感じたら一度プレイを止め、温度が下がってから再開する方が安心です。
◆タダシのワンポイントアドバイス
ゲーム中心なら、私はベンチマークの最高点より「30分以上遊んだときの発熱」「バッテリーの減り」「アプリ切り替え後の再読み込み」を気にします。中古端末では新品時より条件が悪くなっていることもあります。
ポケモンGOは遊べる
ポケモンGOの公式サポート条件では、iOS端末はiPhone 6s以降、iOS 15以降、2GB以上のRAMなどが条件として案内されています。SE2はiPhone 6sより新しく、RAMも3GB相当なので、端末条件としては範囲内です。
また、SE2はGPSと位置情報サービスに対応しているため、位置情報ゲームとして必要な基本機能も備えています。2026年時点でiOS 27にも対応しているので、OSの面でも現在の条件を満たせます。
ただし、ポケモンGOは屋外で画面を点灯し続け、位置情報と通信を使うゲームです。レイドやイベントで長時間遊ぶと、SE2ではバッテリー消費と発熱が気になりやすくなります。中古SE2でポケモンGOを目的にするなら、モバイルバッテリーを使うかどうかも含め、電池状態を重視した方がいいでしょう。
公式側も、古い端末や性能が低い端末ではマップ表示が完全に描画されない場合があると案内しています。今は遊べても、将来のアプリ更新で必要環境が変わる可能性はあります。正確な情報はポケモンGO公式サポートで最新条件をご確認ください。
モンストは遊べる
モンスターストライクは、2025年11月のVer.31.1アップデートからiOS 15.0以上が必須環境になっています。SE2はiOS 27対応機種なので、OS条件の面では2026年現在も範囲内です。
さらにモンスト運営は2026年9月、iOS 27のベータ版でクエストプレイなどの基本動作に問題がないことを確認したと案内しています。ただし、正式版公開後に新たな不具合が見つかる可能性にも触れているため、OSアップデート直後は最新のお知らせを確認しておくと安心です。
モンストは操作自体がシンプルで、最新の高負荷3DゲームほどGPU性能を要求するタイプではありません。そのため、SE2でも通常プレイを考えやすいゲームです。とはいえ、長時間プレイやマルチプレイ、バックグラウンドで複数アプリを開いた状態では、端末温度やメモリ状況によって体感が変わることがあります。
また、ゲームの必要環境は今後変更される可能性があります。SE2がiOS 27に対応しているからといって、将来も無期限にモンストの対象機種であり続けると断定はできません。アプリ更新前にはモンスト公式サイトやApp Storeの最新条件を確認してください。
中古で選ぶときの注意
2026年にSE2を買うなら、私はスペック表より先に「その個体がどれだけ消耗しているか」を確認します。SE2は2020年発売なので、初期に販売された個体ならすでに6年以上経過しています。CPU性能が足りていても、バッテリー、Lightning端子、Touch ID、画面などに使用歴の差が出やすい時期です。
確認したいのは、バッテリー最大容量、修理歴、ネットワーク利用制限、SIMロック状態、Touch ID、カメラ、スピーカー、マイク、Lightning端子、保証と返品条件です。特にバッテリーは、最大容量の数字だけでなく交換歴も見ておきたいところ。非純正部品が使われている場合は、表示や修理条件が純正部品と異なることがあります。
また、2026年時点でSE2はiOS 27対応ですが、iOS 28以降も対応するとAppleが保証しているわけではありません。「あと何年必ず使える」と年数で断定せず、購入時点の対応OSと価格差で判断するのが安全です。
ストレージ容量も見落としやすいポイントです。64GBは価格が安い反面、ゲームを複数入れたり、写真や動画を本体に残したりすると空き容量が減りやすくなります。128GBなら日常用途とゲームの両方で余裕を持ちやすく、256GBは写真や動画を多く保存する人向けです。ただし容量が増えるほど中古価格も上がるので、その金額ならSE3の64GBや128GBを買えないかも比較してください。
中古価格は在庫や状態で変動します。購入前には販売店の商品ページで、価格、保証、バッテリー状態、ネットワーク利用制限などを確認してください。端末に異常な発熱、膨張、充電不良などがある場合は使用を続けず、Appleや正規サービスプロバイダなど専門窓口へ相談してください。
SE2とSE3の価格差を確認したい場合は、ゲオオンラインの在庫を見比べると判断しやすいです。
ゲオで中古SEを買うときの見方は、ゲオの中古iPhone SEの価格・状態と注意点でもまとめています。
iPhone SE2のよくある質問
Q1. iPhone SE2は2026年でも使えますか?
A. 通話、LINE、Web、動画、SNSなどが中心なら実用的です。iOS 27にも対応しています。ただし、バッテリー状態や今後のOS対応期間まで考えると、購入価格によってはSE3も比較した方がよいでしょう。
Q2. iPhone SE2のRAMは何GBですか?
A. AppleはRAM容量を公式仕様として公表していませんが、ハードウェア解析では3GBと確認されています。SE3は4GB相当です。
Q3. iPhone SE2のAnTuTuは何点ですか?
A. AnTuTu V11のランキングでは約81万点台の平均例があります。ただし、アプリのバージョンや測定条件で数値が変わるため、他バージョンの点数と単純比較せず目安として見てください。
Q4. iPhone SE2でポケモンGOはできますか?
A. 現在の公式サポート条件ではSE2は端末・OS・RAMの条件を満たします。ただし長時間プレイでは発熱やバッテリー消費が気になりやすく、今後必要環境が変更される可能性もあります。
Q5. SE2とSE3はどちらを買うべきですか?
A. 安さを優先し、普段使い中心ならSE2も候補です。ゲーム、5G、アプリ切り替え、今後の余裕を重視するならA15 Bionicと4GB RAM相当を搭載するSE3が選びやすいでしょう。最終的には中古価格と端末状態を比べて決めてください。
iPhone SE2はこんな人向け
iPhone SE2は、2026年でも「安くホームボタン付きiPhoneを使いたい」「LINEやWeb、動画が中心」「4Gで困っていない」「軽めのゲームも少し遊びたい」という人なら、まだ検討できるモデルです。A13 Bionicは古くなったとはいえ、日常用途まで一気に使えなくなる性能ではありません。
一方で、高負荷ゲームを長時間遊ぶ人、複数アプリを頻繁に切り替える人、5Gを使いたい人、できるだけ長くOS対応の余裕を持ちたい人にはSE3や新しいiPhoneの方が合います。特に中古では、本体価格が安くてもバッテリー交換がすぐ必要なら総額が上がります。
SE2を選ぶポイントは、ベンチマークの数字だけではなく「自分の用途にA13と3GB RAMで足りるか」「バッテリー状態は良いか」「SE3との価格差はいくらか」をセットで見ることです。この3点を確認すれば、安さだけで買って後悔する可能性を減らせます。
◆タダシのワンポイントアドバイス
私なら、通話・LINE・Web中心でSE2がかなり安ければ候補に残します。反対にSE3との価格差が小さいなら、A15、4GB RAM、5Gの余裕を買う意味でSE3を選びます。正確な価格と在庫は購入時に各販売店の公式ページをご確認ください。

